「パッケージ型」課題解決アプローチ

特定領域の専門性をもつ副業プロ人材が、予め「型」が決まったサービスを提供することで、企業の抱える経営課題を解決する「パッケージ型」課題解決アプローチ。ここでは、パッケージ型の特徴や成功事例についての動画を閲覧することができます。

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高橋 寛 ディレクター
株式会社みらいワークス
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石黒 和佳子 代表取締役社長
日野製薬株式会社
解説
「専門的なスキルを持ったプロ人材の経営課題解決への活用方法等について」
高橋 寛 ディレクター(株式会社みらいワークス)
事例紹介
「ECサイトのプロが、週1回のWeb会議を通じて、オンラインサイトにおける販売促進支援を実施」
石黒 和佳子 代表取締役社長(日野製薬株式会社)

動画の概要

【動画1】解説
人材サービス会社の株式会社みらいワークスは、副業・兼業人材を募るWebメディアを運営しています。その担当ディレクターが、副業プロ人材を活用する手法のひとつである「パッケージ型」課題解決アプローチの可能性について紹介していきます。パッケージ型では専門スキルを持った副業プロ人材を活用していきますが、ここで言う専門性とは、新規事業開発、マーケティング戦略、人事戦略、広報/マーケティング、IT、財務/経理、営業企画など多岐にわたっていると言います。

同社では既に30以上の道府県で副業プロ人材のマッチングを実施。動画内で成功事例をいくつか紹介しています。例えば、中国のECサイトに進出したい近畿地方の和菓子メーカーに対して、海外向けECサイトを運営した知見のある大手飲料メーカーの支店長経験者を副業プロ人材として紹介。ほかにも離職率が高い企業、中期経営計画を策定したい企業の課題を、副業プロ人材を通して解決した事例を報告しています。

このほか、副業プロ人材を採用したオーナーの声、具体的な契約締結の方法、トラブルや情報漏洩を防ぐためのポイントなどにも言及。大企業の狭き門をくぐり抜け、大きなフィールドで鍛えられた優秀な人材をピンポイントで採用できる――その点こそが副業プロ人材の活用の最大のメリットだと締めくくっています。

【動画2】事例紹介
長野県木曽郡に本社を構える日野製薬株式会社は、約200年にわたって生薬製剤の製造・販売に取り組んできました。看板商品は御嶽山の麓で古くから伝わっている「百草」という生薬を活用した地域性が高い製剤で、従来は御嶽山エリアに来訪した観光客に向け、直営店を通した販売を主体としてきました。

しかし、数年前、御嶽山が噴火して訪問客が減少。新型コロナウイルスの影響や来訪者の高齢化といった課題もあり、10年前に開設していたECサイトの活性化が急務となっていました。ネット販売強化のためにハローワークや民間の人材紹介会社など通して人材を採用しようとするもうまく行かなかったそうです。

そこで社長はプロフェッショナル人材拠点が開催するマッチングイベントに参加したところ、社員以外にも“副業”という手段があるのを知りました。日野製薬と同様の昔ながらの企業が、副業プロ人材の活用を通してECサイトでの売り上げを伸ばした事例があるとも分かり、ECサイトに精通する副業プロ人材と業務契約を締結しました。

すると、採用当月からサイト流入者が増加し、新規顧客獲得にも成功し、売り上げが上昇。動画内ではプロジェクト成功のために行ったこと、副業プロ人材とのコミュニケーション方法、さらなるプロ人材の活用拡大などもテーマにお話しいただいています。