副業・兼業での大企業人材の活用

本動画では、地域企業の経営課題解決に向けた、副業・兼業での大企業人材(大企業で培ったノウハウ・経験を持つ人材)活用についてご紹介致します。具体的な活用事例に加え、大企業人材の特徴、活用のポイント、企業の活用事例等についてご説明致します。

JOINS株式会社 猪尾 愛隆
猪尾 愛隆 代表取締役
JOINS株式会社

眞子 岳志様(株式会社真工社)
眞子 岳志 代表取締役社長
株式会社真工社
市川 修次様(南信工営株式会社)
市川 修次 代表取締役社長
南信工営株式会社
基調講演
大企業副業プロ人材活用ガイド
猪尾 愛隆 代表取締役(JOINS株式会社)
事例紹介
「大企業人材が、同社のホームページ改修により、問い合わせ数の増加からリードの獲得に向けて、仮説検証をしながら、現状分析、改善施策の立案を実施。」
眞子 岳志 代表取締役社長(株式会社真工社)
事例紹介
「ECサイトのプロが、週1回のWeb会議を通じて、オンラインサイトにおける販売促進支援を実施。」
市川 修次 代表取締役社長(南信工営株式会社)

動画の概要

【基調講演】
オンライン・リモート中心でできる地方企業の副業・兼業に特化した人材シェアリングサービスを展開しているJOINS株式会社 猪尾 愛隆代表取締役より、大企業副業プロ人材活用について以下3点について解説しています。
(1)大企業副業プロ人材とは
(2)大企業副業プロ人材活用のポイント
(3)大企業副業プロ人材活用に向けた人材紹介会社のサポート内容例

JOINS株式会社における契約データにおいて、地域企業と契約人材の約50%が副業プロ人材の方であり、そのうちほとんどの方が大企業に勤める方です。
大企業副業プロ人材の特徴として、「スキルアップ・活躍機会の拡大」と「収入源の増加」 を主な動機として、副業をされている方が多いです。また、経験面においては、大企業ですでに実践済のノウハウを生かしてもらえることであり、特にデジタル化分野ではその傾向が強いです。稼働時間においては、上限制約(最大30時間程度など)がある場合が多いのも特徴です。

活用のポイントについては、以下6点の観点で、留意点も含めて解説しています。
(1)活用企業の業種
(2)業務領域
(3)どこから依頼するか
(4)人材選び
(5)業務体制
(6)評価

人材紹介会社のサポート内容例については、利用料金例から、具体的な例として「大企業副業プロ人材がやることを明確化」、「人材を選びやすくする」、「契約面」「人材活用の成果を出しやすくする」ことのへのサポートについて紹介があります。

基調講演を視聴して、大企業副業プロ人材の活用に向けてお役立てください。


【事例紹介1】
株式会社真工社は、プラスチックの表面処理加工、メッキ加工を行っている企業です。自動車の内装や外装、遊技機の部品等を取り扱っています。また、近年は一般消費者向けの商品開発・製造・販売にも取り組んでいます。
同社は、新型コロナウィルスにより売り上げの影響を受けている中、ホームページでの情報発信を活用できていないことを課題に感じ、営業周りのシステムの入れ替えと、ホームページの切り替えを行いました。但し、ホームページで集客の入り口にしたいと考えてましたが、逆にページビューが低下しており、どのような対策を取るか考えていたところ、埼玉県プロフェッショナル人材拠点の主催セミナーで「副業人材の活用」について知ることができました。

募集をかけ複数の候補者と面接を実施し、採用したのは、大手IT系企業で、ITに関する専門知識が豊富であり、加えて、データ分析や情報整理に長けており、管理職や幹部の経験がある人材です。
まずは、ホームページのページビューが下落した原因分析、現状把握に重点を置き、その後対策を打つために、ディスカッションを。仮説検証を繰り返し、実施していきました。現状把握を経て、現在は、次のフェーズに取り組んでいるが、大企業人材を受け入れたことで、社内にも良い影響をでており、社員のものの考え方や視点が変わった効果がありました

【事例紹介2】
南信工営株式会社は、長野県と山梨県を中心に、外壁などの外回り工事をゼネコンから請け負い、施工している建築会社です。

同社は、温暖化の影響により水害の発生、自社への被害を考えられるため、システムのクラウド化と、働き方改革を通じて、デジタルを活用して社員の業務の効率化を行いたいと考えておりました。
その実現に向けて、自社で専門性がある人材がいない関係もあり、自社で社員採用をするには、どれほどのスキルを持っているか判断ができないと考えていました。そこで、知識、経験、スキルを比較できる副業人材の活用を決めました。

採用したのは、大手事業会社の情報管理部門に所属しており、今まで複数の企業において、システムの再構築の経験がある人材です。

クラウド化、セキュリティーの強化に向けて、社員からの相談に対して、丁寧にメリット・デメリットの説明から、適切なアドバイスの支援を行いました。
その結果、社内システムのクラウド化は完了し、また、セキュリティーの強化により社員が、テレワークが出来る体制も整うことができました。現在は、取引先との書類のデジタル化に着手しており、順次進めていることについてお話していただいています。